まずは、年明け早々日本列島を震撼させた能登半島地震、そして航空機事故により犠牲となられた
方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
　被害がこれ以上大きくならないよう、そして被災された方々が一日も早く日常を取り戻されますよう
切に願ってやみません。
　今私たちがおかれている状況を鑑み、新年のお慶びのご挨拶につきましては本年は慎んで差し控えさ
せていただきたく存じます。

　
さて、今年の干支は辰です。たつ（竜、龍）は十二支の中でも唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の
象徴であることから出世や権力に大きく関わる年といわれています。
　また、２０２４年は十干では甲、十二支では辰にあたるため、甲辰（きのえたつ）の年となります。
　甲とは十干の始まりであり、「物事の始まり、芽吹く、成長」という意味があります。
　そして辰は「ふるう、ととのう」という意味があり、発芽した植物がしっかりとした形になる、
勢いと大きな力、成功ととらえることができ、この二つが合わさる甲辰は、新しいことを始めて
成功する、いままで準備してきたことが形になる、といった縁起のよい年になると考えられるようです。

　
２０２４年も世界の政治・経済は混迷が続きそうですが、新しい年の始まりにあたり、何よりも
世界平和と世の中の平穏を切に願わずにはいられません。
　そして今年、ママメイトは保育事業においてはクラウドシステム導入に向けた新たなプロジェクトが
始動する予定です。コロナ禍で加速するデジタル化の推進により利便性を図ることで、より一層の
サービス向上と業務効率化に向けて積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
　また、従業員一人一人とサービス理念を共有し更なる保育の質の向上に努め、保育従事者に対する
処遇改善の課題についても全力で取り組んでまいります。
　介護事業においては、三年に一度の介護保険法改正を控えており、大きな変化の年になることと
想像しております。介護保険制度のもと、地域に密着した介護事業所が存続していくにはあまりにも
多くの課題が山積しておりますが、引き続き介護職員の処遇改善にも全力で取り組みながら、
どんな困難にも理念にブレることなく職員と共に果敢に立ち向かってまいりたいと思っております。

　
「吾、十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る」
　孔子の論語にある有名な一節ですが、平均寿命が５０歳にも満たなかった孔子の時代を考えれば、
人生１００年時代の今、私たちが学ばなければならない時間はまだまだ先が長いようです。
　これからも「保育」と「介護」の奥深い本質に向き合いながら、地域でママメイトを必要として下さる
皆さまのお役に立てますよう、従業員と共に日々学びながら成長し続けてまいりたいと思います。
　本年も引き続きママメイトをご愛顧下さいますよう宜しくお願い申し上げます。

　
2024年 辰年スローガン 「勇往邁進（ゆうおうまいしん）」
どんな困難にも信念を持って果敢に立ち向かい前進すること。

2024 年 1月 4日
株式会社ママ MATE
会 長 佐久間 満恵子
代表取締役 高倉 祐子
代表取締役 寺井 順子
取 締 役 寺井 勝利